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ハミングバードアップデートって何?ユーザの意図とは

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さて、前述したパンダアップデートとペンギンアップデートが、低品質のウェブサイトを排除することを目的としたものであったのに対して、ハミングバードアップデートでは、ウェブ制作者に対してある種の新しい教訓を与えるアルゴリズム導入となりました。この結果、ウェブ制作者はキーワードというものをまじめに考えざるを得なくなってきているのです。

キーワードとは、HTMLタグに用いられる要素としてウェブ閲覧者がどのようなキーワードで検索をかけてくるか、その検索に対し、閲覧者の期待にそったウェブサイトであり得るのかどうかが問われるようになったのです。すなわちハミングバードアップデートでは、よりユーザー目線に立ったウェブ制作が求められ、キーワードというタグがあるからそれを使うという単なる消極的な問題意識ではなく、ユーザーの検索に対しより誠実に応える態度が必要になってきています。

たとえば"神奈川県下で宿泊施設に隣接したゴルフ場を探す"というユーザーがいるとします。この場合、ユーザー目線に立つということは、"神奈川県""宿泊施設""ゴルフ場"という3つのキーワードの組合わせが、どういう検索意図を持っているかという、その検索意図を汲んで利便性で応えるというユーザー目線が期待されています。例えばゴルフ場運営の主体が運営するウェブサイトに、"宿泊施設"という文字列があったとしても、それが"ホテルの予約"にまで直結するかどうかは別の問題と言えます。
つまり、キーワードの羅列からそのキーワードの関連性が作り出す文脈、すなわちユーザーがインターネットに問いかけることによって、意味のある自然な会話から閲覧者の意図を汲み取るという利便性を実現する検索処理能力を提供することを意味します。

こうした高次のアルゴリズムによって、複数のキーワードが自然な文脈としての意味をなすかたまりとして認識されるようになったということは、閲覧者にとってはウェブ検索における処理能力が飛躍的に高まったことを意味します。つまりウェブ作成者は、どのようなキーワードで検索されることを想定するかということをきちんと予測した上で適切な2~3のキーワードを設定し、それらの関連性があたかも自然な会話になっている状態を作り出すことでより優位に立てるようになると言えます。こうした想定が正しく行なわれたウェブ制作が、結果的にユーザー目線に立った期待されるウェブサイトである、ということになります。